今年の夏は7月上旬から暑いですが、夏の暑い時期に東京ビックサイトがさらに熱くなるのが、骨董ジャンボリーです。8月2,3,4日の開催。

 

今回で開催30回目だそうな。。。

考えてみれば、私も長いおつきあいとなります。

 

修理屋横丁の企画で参加することになり、ほんとうに、いろんな出会いがあったなぁと。

正直いって、修理屋さんはメインではありませんので、人がわんさか来て、いそがしくて困っちゃうなぁ~なんてことはないのですが、定着してきた今はそれなりにリピートのお客さんが立ち寄ってくれるので、ほんとうに有難いことです。

去年のエピソードです。。。

仏像(焼き物)を直してほしいと、ただ実物が大きくて重たいので写真だけもって会場にいらっしゃいました。

そのときは見積もりが予算オーバーだったらしく、いったんお帰りになられたのですが、

そして私も心の中で「あの菩薩さん・・・無理してでも直してあげるべきだったかなあ。」とちょっと後悔しておりました。

しばらくして、その方が戻ってこられ 「やっぱりお願いします。貴重なものだし。」

ということで、わたしも頑張った金額をお伝えしました。

ただ、時間はくださいと。

 

その方はたいそう喜んでくれて「これを直したら絶対ご利益があるよ。」と冗談交じりに話していたのですが。

その仏像が工房に来てから、わたしは大きな仕事を2つ頂きました。

 

修復が完了して仏像を納品するときに、そのことをお話し、御礼を伝えました。

 

それから、1か月もたたないころに、再びその方から電話。

「おやっ。修復したところに不具合でも出たか?」 (依頼主から電話がかかってくるときは、だいたい何かあったとき。)

と思ったのですが、

「いやあ。オレもいいことがあってね~。」

どうやら支払った相続税が多すぎたようで、それが戻ってきたんだとおっしゃる。(けっこう、がっぽりと。ってか、相続税が発生するくらい金持ちで、その還付された金額もかなり大きかった。うーん。骨董がお好きな方ってお金持ちなのねと再確認しましたわ。)

「やっぱりご利益があるんだね~」と、二人で大喜びした次第です。

 

骨董ジャンボリーに来るお客様ってほんとうに骨董が好きで、さらに修復をしようって人は、限られてくるけど、スーパー骨董好きで私も期待に応えるべく良い修復をしたいって思う。今年もステキな出会いを楽しみに出店します。会場にてお会いしましょう!

 

【追伸】 骨董ジャンボリーからのステキなお知らせ。自分のブログに「骨董ジャンボリー」と書くだけで次回の骨董ジャンボリーのチケットが1枚もらえるんですって!ぜひぜひご参加ください。

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