2018年11月17日〜2019年2月24日


フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア展に行ってきました!
フィンランドというと…マリメッコ(marimekko) を真っ先に思い出してしまうのですが、陶磁器だと…アラビアArabiaでしょうか。
まず、会場に入って説明を読んで…驚いたのが、フィンランドはロシアの領地だったということ。
たしかに、地理的にはロシアの隣!知らなかった自分に驚いたのですが、陶磁器を通じて世界の歴史を知りました。
そして、フィンランド陶芸の源流が、イギリスに端を発したアーツ・アンド・クラフト運動だったとは…。
日々勉強でございます。
フィンランド陶芸のスタイルは独特な雰囲気がありますが、何より「赤土」の上に表現された世界だ、というのを強く思いました。
これだけ、作った土地の「土」が色濃く出ているものはなかったかも…。
ちょっと耳慣れない作家さんが多かったけど…並べておきます。
アイリス工房
アルフレッド・ウィリアム・フィンチ
アラビア製陶所
エレサ・エレニウス
イェルダ・テスレフ
テユーラー・ルドングレン
クルト・エクホルム
グビッターン・サヴィ製陶所
ケルットゥ・スヴァント=ヴァーヤッカリオ
ミハエル・シルキン
トイニ・ムオナ
キュリッキ・サルメンハーラ
アウネ・シーメス
フリードル・ホルツァー=シャルバリ
ビルゲル・カイビアイネン
ルート・ブリュック
カイ・フランク
ウッラ・プロコペ
修復のご依頼品にも北欧のものがポツポツあるのですが、これからの出会いが楽しみです。
今回はマリメッココーナーがありまして…そこは撮影フリーということで、写真を撮ってきました!



一番最後が一番の目玉の…「真里庵」
マリメッコづくしの茶室です。
マリメッコ茶会も開催されたようですが、瞬時に予約完了だったそうです…(みなさん、よくご存知で)
こんあな茶室でフィンランド陶芸の器でお茶会したら素敵でしょうね〜♪
Posted from いにしへの美を蘇らせる.