NHK BS プレミアム「感涙!よみがえりマイスター」の放送が終わって、予想していたところからは反響がなく、思わぬところから反響をいただいたりして、感慨深いものがあります。

予想していたところとは。

修復を希望されるお問い合わせ。番組後2~3件でした。これは通常と変わらない件数で、放映後に問い合わせがどっと殺到するのでは・・・という、皮算用は見事にはずれました(爆)

 

飲食店なんかだと、ものすごいんだそうですね・・・・(遠い目)

どかっりウハウハ儲かるなんて、やっぱないんだなぁ・・・・(遠い目)

 

苦笑いをしつつ、コツコツ通常営業です。

 

ひとつだけ、それから、名古屋の竹之内豊さんから電話がかかってきます。(笑)

 

まあ、修復させていただいたものが、恐れ多くも清朝ラストエンペラーゆかりの品ということで、あれを見て「うちの茶碗も直してもらおう♪」と思われる方は、逆に少ないかもしれません。

また、既存のお客様を大事にするという意味では、通常通りが一番よいとは思います。

今でさえ、お客様にはお待たせしてしまっていますから。

お待たせするというのは、よいサービスではないと、心から思っています。(スイマセン。ほんとに。一生懸命やっております・・・・)

 

話戻りますが、

教室の生徒さんには声をかけました。近しい人もDVDを渡せばいっか~ということで。逆に連絡しなくてすみませんでした。

偶然見たという連絡をくださった、大学の大先輩は、なんと、ご依頼主さまの仲人をしたそう。

溥傑さんは日本郵船が中国と取引をするにあたって、手引きしてくれ、そしてご依頼主さまも日本郵船にお勤めになっていたことがあり、そのとき副社長だった先輩が仲人を頼まれたとか。テレビの中で、私と依頼主さまをみてかなりびっくりしたことと思う。

いつもは無口で感情を表さない父が、知り合いに一生懸命宣伝してたみたいです。・・・・・・たぶん、私は父に対して、期待してないほうばかりに行ってしまったんです。例えば留学も大反対でした。反対されたけど、行ってしまいました(笑) 大学さえも行かなくていいって言われてました。(笑)

そうですね、大手を振って喜んだのは「大学に合格したとき」と「NHKに出たとき」

この2回くらい・・・・。(~o~)

まあ、2回だけでも喜ばすことができて、よかったのかなーーーー。(ちょっと回数に問題があるように思うけど)

 

あとは、意外なところで、マンション管理人のおじさん。それとワインバーで隣で座った人(笑)が、見たよ!と声をかけてくれたのには驚きました。

 

撮影は苦しくもあり、楽しいひとときでした。納期がスタジオ撮影日に合わせて設定されますので、無理やりやるしかありません。はじめて腕がしびれるまでリタッチしました。(通常は痛くなる前にやめる。痛くなるほど続けるのは、集中力もなくなり、逆にクオリティーが落ちる。)

作業はハードでしたが、放送後、みなさんがかけてくれた言葉でほんとうに癒されて、苦労が吹き飛びました!