噂にきいていた、岡田美術館にえいやっと行って来ました。箱根に納品する用事があったからです。

暴風雨とまではいかないまでも、かなり激しい雨で、帰ろうかなあ。と躊躇したくらいです。
あと、入館料が破格のお値段(笑)
四捨五入すると3000円です。
でも、百聞は一見に如かず。
自分の経験こそ貴重なものはありません。
美術館に入って、荷物をロッカーに。というのは、よくありますが、飛行場のボディチェックみたいなゲートがありました。確かに、貴重な美術品があるわけですから。これぐらいしないといけないのかもしれません。
1階から5階に上がって行きながら、フロアのテーマごとの美術品を鑑賞するわけですが。
まず、1つ目の部屋で、度肝を抜かれます。
ミホミュージアム並みかな(笑)
超一級品、超珍品がずらりと。
これは他の有名な、例えば大英博物館やルーブルに行っても見られないでしょう。
すんごい力!
財力もですが、こういうのはお金の力だけではあつまりません。
人徳も関係するでしょう。
そう、これらをもってくるバイヤーさんも其れ相応の目利きで力のある人でしょう。
(風の噂に乗って聞こえてきた名前は超有名美術骨董商さんでした。)
こ、これは2800円は安くはないけど見に来た甲斐があった。と。
私は陶磁器に関わっていますので、陶磁器を見ての判断ですが、続く部屋(主に中国陶磁)、そして上に上がったフロアの陶磁器(主に日本)相当レベルが高くて、大阪市東洋陶磁美術館、愛知県陶磁美術館に肩並べてもいい内容でした。ちょっと褒めすぎ。。。かな。
個人の趣味全面に出てます的な美術館を想像してたので、逆に本当に驚きました。
日本画、屏風のフロアも見る人が見たら、ヒェーと言うに違いありません。
「入館料が高いから、見ずに帰ってきたよ」
と仰っていた人がいますが、一度だけでも結構ですから、是非見に行ってくださいと言うつもりです。
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