修復で模様を描いたりする時に筆を使いますが…今まではウィンザー&ニュートンのシリーズ7のセーブル筆 これ一択でした。

昔 プロフェッショナル(NHK番組)で油絵の修復の方が出てるのみましたが、その方も同じものを使っていました。それはちょっと嬉しかったです。やっぱりね!って思えて。

でも、いろいろなものが値上がりし、この筆もかなり値上がりしました。

7-8年前にポーセレインペインティングで使う筆 大倉陶園の筆は5000円する(今ではもっと高いかも)と聞いて、驚きましたが…それに迫る勢いです。(ちょっと言い過ぎかもですが)

ちなみにセーブル筆は毛皮にもセーブルがありますが、動物の毛を使ったものです。

最近はテクノロジーも発達しているし、人工毛でもいいものがあるのでは?と探して、取り寄せしてお試ししてみることにしました。

修復で使うメディウムは粘度が高めなので、筆に腰がないといけないのと、メディウムを含ませても先端を細くまとめられること…です。修復では細かい点を打てないといけないんです。

結論から言いますと…アルテージュの筆は使えそうだなと思いました。お値段も1000円程度とやさしいです。

代替品を探すのは…失敗の確率がとても高く、そんなことでお金と時間をロスするなら、信頼しているのを使った方がいいじゃない?と…なってしまっていた自分。

久しぶりにいいものに出会えてテンションあがりました。