続きです。
ノリタケの森(名古屋市 中村区)
ノリタケが世界的な食器カンパニーだということは、イギリスに行って知りました。修復のカレッジで別の専攻でしたが、イギリス人の男性が「僕のおばあちゃんにノリタケのセットを譲り受けてね」と誇らしげに話していたのを今でも鮮明に覚えています。
名古屋から世界に!なんてすごいことでしょう。ノリタケの工場の跡地に、アウトレットや美術館、ギャラリー、カフェ&レストランなどが出来、市民が憩える場所にもなっています。
私がおススメなのは美術館はもちろん、製造過程を見ることのできるクラフトセンターです。これは修復をやっているひとにも是非見て欲しいですね。以前、イギリスのウエッジウッドの工場を訪問した時も、同様の施設があり、それに引けを取らない内容です。
ノリタケミュージアムについては…その所蔵品の数、層の厚さからいうと、次にあげる美術館のが圧倒的なんですけどね…。でも日本の誇れるノリタケの歴史的作品を鑑賞すべく是非訪れてください。
横山美術館 (名古屋市東区)
ここは、工房いにしへ 名古屋工房から10分もかからないところにありますので、名古屋工房にいらっしゃる事があれば、ぜひ立ち寄って欲しい美術館です。
実業家の横山氏が、集めに集めた明治期の輸出陶磁器。今の時代は自動車産業で外貨を稼いでいますが、明治期は陶磁器が一大産業だったんですねー。海外に向けた、欧米人受けのするものをたくさん作り出して輸出しました。
横山氏は最初オールドノリタケに魅せられて、それだけでも美術館が出来るほど集めまくっていらっしゃいました。そのタイミングがノリタケ100周年の少し前だったそうです、ノリタケミュージアムが100周年に向けて、海外に渡った陶磁器を里帰りさせようと思った時には、めぼしいものにほとんどが横山氏のところに収まった後だった…ということです、圧巻のコレクションが横山美術館で見られます。
ノリタケの他にも美術館では収めきれなかった(予算の都合で)明治期の名品がゾクゾクと横山美術館に集まって、展示されております。
それにしても…実業家でなければ出来ないですよね…。
これだけ集めまくって見させてくださる横山氏に感謝!!!
Posted from いにしへの美を蘇らせる.