サントリー美術館にて2013年11月10日まで開催中の「酒器のある情景」特別展示で工房いにしへが修復したリュトン(古代オリエント博物館蔵)が展示されています。

古代オリエント博物館で見ることもできますが、こうやって凱旋しているところも見ていただける機会となっておりますので、ぜひぜひ足を運んで見に行ってくださいませ。<(_ _)>

どうやら、MIHO MUSEUMのリュトンと並べられて、入り口付近に飾られているようです。(ワオ)

まだ、展示をみにいっていないので、詳細はわからないのですが・・・私も今度東京に行ったときに見に行く予定です。

リュトン(rhyton)とは古代の器の一種で、お酒などを上から入れ、下の穴から流れ出した液体を別の容器に移して飲むという・・・これは儀式的な意味があるそうで、動物などの体を通すことで特別な意味を持たせたといいます。(動物の生命力・パワーもらう)

大きな欠損部分がお腹の部分にあったためグラグラして非常に不安定で、展示・運搬に不安があったため処置をすることになって、工房いにしへに来たわけです。

修復が目的を果たし、展示されていること、ほんとに嬉しいですね。(~o~)/