オープンしたてのころ、一度行きましたが、久しぶりだわーと言った感じ。東京にきて仕事はしているのですが、よっぽどでないと美術館にはいけないのです。教室と東京でこなさねばならない作業の山。。。
今回は古代オリエント博物館のリュトンを見に、駆け込みでサントリー美術館に行ってきました。どうしても見たかった。入り口付近にミホミュージアムの獅子頭のガラスの杯と並べられて飾られておりました。かなり感動。私が関わったリュトンが堂々と。そして輝いていました。
酒器のある情景 という企画展でしたが(酒好きの私にはピッタリ)ガラス中心で、改めてガラスに魅了されました。古代から現代まで。一番印象に残ったのが、一つの技法である、ゴールドサンドイッチグラスはロマンチックな解説でした。ゴール(箔)を、ガラスとガラスで挟み込むときに気泡も入っていて、それは300年前の空気が封じ込められているのであると。
私は、修復することで美術品に深く関わり、またそこから世界が広がっていくところ、この仕事のご褒美かと思う。リュトン見て本当にそう思った。続けてきて良かった。。。エエ仕事です。辛いことも多いけど。