元気のアプリでは、最後のシーンで、偉人の言葉が流れるのですが…本人の仕事に対する姿勢というのでしょうか、自分の中で大切にしている言葉にを挙げてください…と言われて、真っ先に思い浮かべたのがミケランジェロの、とあるエピソードです。
それは、ミケランジェロが、彫刻を一生懸命彫っている時に、誰か言われました。「なぜ、そんな裏側の人に見えないところを、一生懸命彫っているの?」
と言われて、ミケランジェロはこう答えました。「神が見ているから」
修復も表だけではなく、下準備もありますし、見えないところだってあります。そこ手抜きしようと思えば手抜きできるのですが、私は見えなくても、それは伝わってしまうと思うのです。
修復の仕事に携わって20年くらいになりますが…ずっとその言葉を胸に、コツコツ一生懸命やってきたつもり…。
ミケランジェロの言葉集…あるんですね〜。ディレクターさんも調べてくれたんですが、このエピソードを端的に表す言葉は無くて…似たようなものはないか探してみました。
残念ながら…見つからなかったです。でも、せっかくなので、もし選ぶとしたらミケランジェロの言葉にしよう、ということで、3つ選びました。
「美しいものを創作しようとする努力ほど、人間の魂を清めてくれるものはない。」
「千の歓びも一つの苦しみに値しない。」
「ささいなことが完璧を生む。しかし、完璧なことは些細なことではない。」
ディレクターさんがインタビューや番組の流れで選んだのは!?
→ ぜひ、YouTubeを見てみてください!
Posted from いにしへの美を蘇らせる.