工房いにしへは、陶磁器【陶器〜磁器 ありとあらゆる焼き物 それに類する素材 ガラス、七宝、象牙、石、プラスチック、樹脂、青銅器を専門に修復する工房です。一代限りのスパンの「修理」ではなく、次世代に引き継いでいく「修復」そして究極は、未来に残せるような「保存」を目指しています。

古いものを大切にするイギリスで技術を学び、大英博物館やSarah Bakerの工房で研修後、2000年から名古屋を拠点としてスタートしました。文化財を始め、美術品、骨董、アンティークから、その人にとって世界に一つしかないという、記念品、形見の品、お気に入りをお客様からお預かりして、モノの本来の姿を尊重するカラーフィルの技術で、ひとつひとつ丁寧に直しています。

ものの価格ではなくその人にとってどれだけ価値があるか、壊れてしまったけれど元に戻したいという気持ちを尊重します。「ものには価値がある」壊れてしまっても価値がゼロになるわけではありません。歴史を物語るもの~文化財、古美術品、骨董品のように時を経てきたものは、壊れたら捨てるでは歴史や文化はどんどん失われていってしまいます。さらに、その人にとって世界に一つだけしかない大切なものもあります。モノにこめられた気持ちや心があります。

工房いにしへでは、ものの未来を第一に考え、持ち主様の気持ちに寄り添い、大切なものを正しく修復・保存し後世に受け継いでいくお手伝いをさせていただきます。