さらなるご褒美は・・・・
West Dean Collegeで同期だった、ミッチさんこと黒瀧道信さん(デコラティブアート主宰)と、レセプションで再会を果たしたこと!
彼は家具Funitureの修復コースだったのですが・・・そのころから優秀な技術者であることを確信していました。成績評価Distinction を獲得して卒業。これは首席で最高レベルということです。
同じ日本人として誇らしかったですね~。
イギリス人は(たぶん心の底で)「遠いアジアからきた外国人なんかにDistincitonなんてやるか。」という部分はあったと思います。それをうむをいわせず、差し出させた実力!光ってましたね~。
わたしは残念ながらいただけませんでしたが、その分卒業して努力して、努力して(・・・・半端な努力ではないです。)
香水塔の修復をやらせてもらえるところまできました。
ミッチさんも東京都庭園美術館の家具の修復に携わりました。
ミッチさんと二人で「私たち、ほんとに、ここまで来るのにがんばったよね」
とお互いをたたえあいました。それができたことが、カレッジを卒業して、かれこれ18年、ず~~~~~っと頑張ってきたご褒美です。
技術もさることながら、卒業してから必要なのはフリーランスとしての「ビジネスセンス」なんじゃないかな~とすごく思います。これが再会したミッチさんと話していると!すごくセンスがあるな~と思ったんです。
まあ、私もある方だと思います。(経済学部卒だし 笑)
West Dean College で技術は身に付きますが(ある程度) そこから必要なのは顧客をどうやってつけていくかなのです。たいがい、これができなくて、みんなダメになるんです。
ほとんど就職もありませんし、修復の業界で正社員で働けている人・・・ゼロですね。
よくてアルバイトで続けている感じでしょうか。
そんな中で旧知の二人が再会できたことは、ほんとうに、ほんとうにうれしかったです。
最高のご褒美でした!