修復依頼品のうち自分も欲しいと思ったものは、あまりなかったりします。

欲しくなって自分のものにしたいというよりは、自分の手元に来た時の瞬間を楽しませてもらっているから…かなと思ったりします。

唯一(あと2−3)欲しい!と思ったのは、ロイヤルコペンハーゲンの金のカエル。

お客様の守り神なんだろうなというのが、聞かなくても伝わってきました。大切だから直す・・・のですから。そのカエルは3度、工房いにしへに入院しております。

その3回目に、入手の経緯を聞きました。

その方は事業をされているそうですが、リーマンショックでパッタリ売上が無くなり、途方に暮れていたとき、銀座のショールームで出逢った「Lucky Frog」お金もないのに一目惚れして買ってしまったと言います。

幸運のカエルはその方に本当に幸運を運んできてくれたそう。売上は徐々に戻って…今では左うちわな様です(笑 多分)

私も縁あってGETできました。廃盤になってしまっているので、オークションでたまたま見つけました。それは超ラッキーだったかもしれません。

今だから言いますが、その時、コロナで1番厳しい状況だったので、藁をもすがる気持ちがあったかもしれません。でもカエルのおかげで、その厳しい状況から脱することはできたかもしれません。左うちわは未だです (゚∀゚)

他の色バージョンがありまして、銀のカエルいないかなと探していたら、なんと黒に出会ってしまった。eBayで。アメリカより送られてきます。無事に日本に来て欲しい。

全然関係ないけど直前に渋谷で黒いQPに会ったのです。これは黒いカエルと縁があるよという暗示だったのでしょうか。