納品後 その1

修復したものを宅配便でお届けして、すぐに電話が来る時はクレームの電話です。(苦笑)

修復がOK、宅配便は無事届いた。という時は、何もありません。丁寧な方だとメールがきますが…何もないのが当たり前になっているので、ああ、無事届いたんだな、良かったな。と思っております。

この1週間、発送後に2件電話が…。クレームです。

1つ目。修復をきちんとしたら安く見積もっても30万円くらいになるものでした。60cmくらいある大きな花瓶で全体がバリバリに壊れています。おまけに酷い修復。

この依頼主さんは3万円くらいで直ると思ったそうで(苦笑) それでは予算が足りなさすぎる。ということをお伝えしました。

どうしても蘇らせたい。でもお金はかけたくない。というので、妥協案で、フルコースは無理ですが、簡略化した…例えば面一に磨くのは研磨すごく時間がかかるので、多少凸凹が残るが見栄えはそこそこに整えた感じで、やりましょうと提案しました。

結局、古い修復部分が酷くて、除去したら(前任者の)研磨で釉薬が傷だらけになっておりました。そこまで処置するには…低予算ではできません。

お望みになられる状態にするには、到底、作業できないので、予算の範囲で仕上げてお届けすると…

10万円出すから綺麗にやってくれ…と。

お断りしました。きれいにやるには30万の作業量が発生しますので。

もう一つお断りした理由があります。

お宅は高いよ、他はもっと安くやってくれてるよ…というので、では、そこに依頼したらいいのではないですか?!とお伝えしました。

私…無茶言ってますでしょうか。

お代は要りませんと伝えました (そこまでの費用が発生してますが、) もう関わりたくない。と。

最初から値切ってくるお客様は、正直良いお客様にはなりません。値切って自分の都合ばかり言います。

私の師匠(イギリス)が言っていた言葉ですが「お客様はあなたが選ぶべきよ。さもないと、時間ばかり食われるから」

久しぶりに、その言葉を思い出しました。

もう1件のクレームは、久しぶりの再会という素敵な時間を授けてくれました。それはまた別のところで話します。

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