つい先日、テレビで同業者さんが出ていたのを見て、いろいろと私にも話題を振る人が多い。かなりの人が見てたんだな~というのは肌で感じております。
それを見た、名古屋の業者さんが私にこう言い放ちました。
「あの人が1番で、あんたは2番。」
それを言われ、がぜん、魂に火がついた。
その人は私よりずっと年上で、ちょっとは世話になったところもあって、その場でその言葉に対して反論したりはできなかった。というか、しない方がいい、という大人の判断と思ってほしい。その人の店ということもあり、私が口答えのようなことをしたら、どうだろう。店の雰囲気悪くなるのは確実だ。
それに、自分のやっている修復は自信もあるので、わかろうとしない人を説得するよりは、真実を知ろうとしている人にちゃんと説明したほうがいいと思った。
本来、修復とはどうあるべきか…正しい修復とは何か。私はカラーフィルという技術で一生懸命表現してきたつもりではあった。でも、言わないとわからない人もいるし、あのテレビ番組を見て勘違いをしてしまう人も多い。
企画展を見たときも思ったのですが、そのときは言いませんでした。
しかし、テレビという影響力の大きなものに出てこられたので。
あちらがテレビに出たことが悔しいわけじゃありません(笑)
黙ったままでは、真実がつたわらないので、私の言いたいことを言おうと思った次第です。
私に対する批判も来るでしょうが、それがちょっとめんどくさくて逃げてるところもあったけれど…私もいい歳になってきたので、こういう仕事を晩年に頑張るのも必要かな。
書き方など、どうやったら伝わるか、、、すごく考えているところですので、とりあえず本日はここまでにしております。
工房や教室では、事あるごとに話しているんですけれどね。待ちきれない方は、ぜひ教室に来てください。