2015年6月のエントリー 一覧

ツタンカーメンもびっくり(笑)

  • 更新日:
  • 修復

修復のお教室では「接着剤はつけすぎてはいけないよ。」というふうに教えておりますが、よくあるパターンで、つけすぎちゃって、ぶちゅぶちゅっとはみ出ているケース。

ご家庭で直そうとおもって、やっちまったなぁ~というのを、わたしも依頼品の数々で拝見しております。

それをツタンカーメンのはずれたヒゲを修復するときに学芸員さんがやってしまったという・・・。

なんともお騒がせなニュースです。(笑)

http://www.afpbb.com/articles/-/3037561

 

1月頃に話題になっていたようですが、8月に展示が中止、再修復へ向けた動きとなり、またニュースに浮上してきていたみたいなので、生徒たちへの注意喚起(笑)でブログに掲載しておきます。

ナリタ先生がワイドショーの報道で見たときは 

(笑) ヤバイとおもた学芸員は、博物館にある接着剤を使用すると自分がやってしまったことがバレるとおもって、(多分ホームセンターかどこかで)買ってきた強力な接着剤を使用した。

(笑) 接着剤がぶちゅぶちゅにはみ出ていたのをお客さんが発見してこの事件が発覚した。

(笑) あせりすぎた学芸員は接着剤をつけすぎただけでなく、ヒゲがビミョーな角度にずれてしまっている。

(笑) あまりに強い接着剤でつけすぎたため、外すことができず、その外す薬品をドイツに空輸で取り寄せている。

 

ということでした。

「可逆性」(reversibility)つけたら、再び除去することができなくてはいけない。(モノを傷めずに)という修復の大原則をぶっとばして、保身に走ったために悲劇が起こってしまったということです。

 

文化財を取り扱う人は文化財に自分をすべてささげるくらいの気持ちがないとダメかと思います。

 

いやいや、人のふりみてわがふり直せ。自分も気を付けたいと思います。

うーん。ぶちゅぶちゅはやらないですけどね。

 

 

 

学会が京都であります

文化財保存修復学会というのがあるのですが、6月27日・28日と京都工芸繊維大学にて開催されます。

京都工芸繊維大学資料館で修復させてもらった、新井忠の「梅図花生」の事例をポスター発表いたします。ポスターは印刷に出して、印刷完了!宿泊先のホテルに配送してもらうことにして、身軽に京都に出かける予定です。

 

しかし、驚いたのがホテルの値段。

1か月前に探したときには、すでに10000円弱のお部屋しか残っていませんでした (~_~;)

リーズナブルな東横インなどは、もちろん満室で・・・さぞかし前に予約しなければならなかったのでありましょう。

 

さすが京都。観光都市ですね~。

 

10000円だと新幹線で往復したほうがいいのではと思ってしまう距離の名古屋ですが、とりあえず奥の手を使い(保養所)なんとか寝床は確保・・・もうどこでも結構です。贅沢いいません。

奈良で学会があったときも、ホテルが取れなくてびっくりしましたが・・・・。それは数が少ないからなのかなと。

いや、自分が予約するのが遅いんだよ・・・ってことに、早く気づいたほうが良いみたい。

 

 

 

 

 

山種美術館に行ってきました

  • 更新日:

招待券を頂いたので、恵比寿の工房から歩いても行ける距離ですが、初めて!


エントランスが道路に面しています。

展示室が地下にあるんだぁ・・・というのが、まず今日ひとつめの発見。

展示は、上村松園と女流作家。日本画はあまり見慣れていないので、楽しめるかなとやや不安でしたが、同時代の作家さんたちと比べると、やはりそれぞれ個性があって、興味深かったです。

そのなかでも、上村松園は抜群でしたね。。。そして、作品のタイトルと絵が響き合ってひとつの世界をつくっているんだにということが、本日の発見。私の収穫。

わからないからといって、食わず嫌いになってたらだめですね(笑)

自分の世界がまたひとつ開けたようにおもいます。勉強になりました。

山種美術館はどちらかというと小規模な美術館になるようですが。。。私はどちらかというとこじんまりして趣味が良く、疲れずに楽しめる美術館も好きなので、また機会があったら立ち寄りたいなと思いました。

それにしても、東京はどこに行っても人が結構いるなあ。という印象です。
申し訳ありませんがガラガラを想像していました。NHKの日曜美術館でも紹介されたみたいですね。


広尾にはまだこんなところがあるの?という佇まいの雑貨屋さんが途中にあったりして。


末永くこのまんまで営業していて欲しいです。(*^。^*)




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最近はまっていること

  • 更新日:

実は去年はワインにはまってました。

香水塔の修復作業のため東京に滞在することが多く、夜は重要な仕事はしないので(自然光の入る時間帯が勝負です)

まあ、夜暇だし...一人で飲みに行くのも出来ないし(実は気が小さいんです。笑)...スクールに行ったら、ワインいろいろ飲めるし、勉強にもなるし...と思って始めたワインのお勉強。

初日に先生から一言「レッスンではワインは吐き出してくださいね。」

飲むとアルコールで麻痺してテイスティング出来なくなるのだそう。


飲めるどころか蛇の生殺し。


そんな鬼レッスン(笑)にもめげず...

結局、ワインエキスパート資格取得。

これは経験のある人ならわかると思いますが、相当なやらないと受かりません。

すごく勉強しました。

香水塔の作業が佳境に入ってきたあたりが、試験と重なり大変でした。
私こんなことしてていいのか...という疑問と、二つの事でスベった時 (ヒィィ〜)

周りには冷たい目で見られるだろうなあと思い、ずっと隠してきました。


香水塔は、本当に大きな仕事でした。

それをなんとか無事終えることが出来、自分へのご褒美というわけではありませんが...

私は12年封印してきたことを今年解禁し...

見事にハマっているのでございます(笑)


ワインの次は...

ワインバーか飲み屋ではないか...というご指摘が聞こえてきそうですが。


ジャジャン。


代官山ゴルフサロン (笑)


イギリスでは思う存分、プレーさせていただきました。ゴルフは庶民のスポーツなんです。

そう、乗馬とかより、よっぽどお金のかからない単純な遊びです。

だって必要なものは、細長い棒とボール。

そしてイングランドにいっぱいある草むら。

ゴルフは18で始めまして、イギリスでは華麗なる自己流プレー。さらに再開したのが、エエ歳なんでフォームなんか直らんだろうと思いましたが、見事にワンコインレッスンに引っかかり(笑)

畑井先生曰く

「貴方、ビニールから出したての粘土ヨ。イジリやすいヨ。」

(笑)

ということで、スクールに入校決定...。

先生の明るくて、実は深ーいキャラ?!に魅かれたのはもちろんですが、いくつか体験レッスンした中で先生の教え方がいちばんシックリたというのはあります。

とにかくスイングいじろうとする先生もおられましたが、正直、すっごく崩れます。立ち直れないほど。もうワタシ歳とってますし、直ぐには直んないから先生もういいです。。。と。

畑井先生は、あんまりいじらないというか、現時点を尊重してくれて、あ、それは、またおいおい直せばいい、今はこの(直しやすい)悪いくせを、まず直しましょう。といったスタイル。それがけっこう自分には合ってるなあと。

先生の名言ですが...「ゴルフは客観的に見てもらったほうが悪いところが良くわかるし、上達が早い。」

そう、オレはタイガーウッズ風にスイングしてるぜ。と思い込んでいても、ビデオに撮影して確認したら、違うって分かるんダヨ。だから客観的に見て、スイングを指導してもらうのが上達の早道サ。

これには華麗なる自己流のわたしもギャフンです。

そして先生はけっこうお酒好き(笑)それでスクールに通うことにしたわけではないのですが、類は友を呼んでしまうようです。

何しろ我が恵比寿の工房より徒歩5分のパラダイス。

レッスンに行くのがとても楽しみです。


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